腹横筋は腰周りの引き締め効果が高くボディメイクには外せない筋肉。さらに内臓を包み込むコルセットのような筋肉であり、腰・体幹・骨盤の安定をサポートする「カラダの軸」となる大切な部位。そんな腹横筋、いったいどんなカタチでどこにあるか、さっと流し見てみましょ!

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1・腹まわりの筋肉で最も深いインナーマッスル

腹部の筋肉の中で、もっとも内側の内臓側にあるのが腹横筋。
インナーマッスルのため、外見からは見えません。
筋線維が横方向に走っており、縦ラインの腹直筋と対をなしています。

2・お腹を引き締める腹横筋

腹横筋は、内臓を包み込むように発達している筋肉で、内臓を守るインナーマッスルです。
コルセットのように働いて体幹と腰まわりを安定させてくれます。
その役割から「天然のコルセット」と表現されることも。

3・常に腹を凹ませるキープ力

腹直筋は内臓を包み込む筋肉ですから、
弱まると内臓下垂といって内蔵が下がってしまいます。

内臓の全体の位置が下ると、
内臓脂肪が増えている以上に
お腹まわりが太くみえるようになります。

きっちり強化すれば内臓を内側にキープしてくれる
常時お腹を凹ませる力の源に。

4・腰の「くびれ」をつくる腹横筋

くびれをつくるのに重要な役割を果たします。
お腹まわりを取り囲む筋肉ですから、腰周り全体を引き締めてくれます。
この腹横筋と腹斜筋が合わせて強化されると最強のくびれづくりのタッグになります。

5・腰痛の予防と改善に

腰骨と骨盤を安定させてくれる筋肉ですから、腰痛の予防と改善に役立ちます。
逆に腹横筋が弱くなると、腹圧が弱くなって体幹への負荷が高まって腰骨と骨盤が不安定になります。
その結果、腰への負担が増して、腰痛の原因に。
腰痛には悩んでいるなら腹横筋を見直しましょう。

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6・快便をサポート!

腹横筋は、腹圧によって排便を助けてくれます。
また腸の位置を本来のカラダにとっていい位置にキープしてくれますから
腸の動きの働きをよくしてくれます。
快便は重要なこと。

7・腹斜筋・腹直筋と仲良し

お腹まわりの筋肉といったら3つのセット
腹直筋、腹斜筋に、この腹横筋!
この3種の筋肉はセットで鍛えましょう。

鍛えるならドローイン

お腹を凹ますトレーニングである「ドローイン」が最も適した筋トレのメニューになります。
道具いらずで自宅で手軽にできますから、毎日の習慣にしたいもの。
通常の筋トレでもドローインと合わせてやると効果的に。

大きな面積だからダイエット向き

腹横筋は内臓を包み込む筋肉ですから、大きな面積を有しています。
面積が広ければ代謝するエネルギー量も多くなります。
ダイエットをする際に、腹横筋は鍛えたい筋肉のひとつですね。

お腹まわりのシェイプアップには欠かせない

カラダを深部から支えてくれる腹横筋。
ボディメイクのために、疲れないカラダづくりのためにも
トレーニングがかかせない場所です。
嬉しいのは、過度な負荷をかけてトレーニングする必要がないこと。
体幹トレーニングがあっており、手軽で女性にも取り組みやすいですね。

腹横筋に注目です!