ハムストリングはふとももの裏のこと。隠れたファッションパーツです。分かっているようで、実はあまりよく分からない部位でもないでしょうか。10種類のハムストリングの筋肉図解を一挙にみて、場所とカタチと鍛えるメリットをサッと復習してしまいましょう!

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1.英語では「hamstring」

ハムストリングは英語では「hamstring」
ハムストリングスと「ス」をつけた複数系で呼ばれることも、
理由は1つの筋肉ではなく筋肉群であるから。

hamstringと表記されている箇所にご注目を!

 

2.ふとももの裏にある

ハムストリングは、ふとももである大腿四頭筋のちょうど反対側に位置し、互いに足の動力源になっています。

「もも肉のひも」が語源で、ハムを作る際に「豚のハムストリングの腱」が使われていたことに由来しています。紐の代用を担えるほど、ハムストリングの腱は強いのですね。

 

3.ハムストリングは三種類の筋肉で構成

主に大腿二頭筋、半膜様筋、半腱様筋の3種類から構成されています。
ふとももの側面にある大内転筋も含めてハムストリングスという複数形で呼ばれることも。

大腿二頭筋は長頭と短頭の2つに分かれています。腕の上腕二等筋と同じ構成ですね。

 

 

4.下半身運動の王様

ハムストリングはランナー筋とも呼ばれていて、陸上選手など走力がある人の発達度合いは凄まじいものがあります。足を体に引き寄せる、地面を蹴って走るといったランニング動作を早く行うには、ハムストリングスの強化が重要です。

 

5.ダイエット効果が高い

ハムストリングはダイエット効果がある抜群の筋肉です。
ダイエットをはじめるなら、まずハムストリングとふとももをセットではじめることがオススメ!!!

その理由は5つです。

・大きな筋肉であるため基礎代謝が高い
・運動の際のエネルギー消費量が大きい
・歩く際に常につかう、日常的に使える
・下半身の行動力が上がるため、動く習慣が出来やすい
・疲れづらい、さらに行動的になりやすい

どの事項も連動して相乗効果を上げて代謝をアップさせれくれる要因になります。
筋トレ・ダイエットをするならまず第一にハムストリングとふとももをセットでやりましょう。

 

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6.ヒップアップ効果が高い

ヒップラインを引き締めて、お尻を下から押し上げてくれるハムストリング強化にはヒップアップ効果があります。
お尻とふともも裏の分かれ目である臀溝(でんこう)を作り上げてくれる役割も果たす有能な筋肉。

ちなみにセルライトの防止・除去するために、ハムストリングだけ行っても部分やせはありません。
残念ながら全体から均等に落ちていきます。でもハムストリングは代謝アップにうってつけなので最初に鍛える部位としてベスト!!

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7.大腿四頭筋と仲良し

ふともものことを大腿四頭筋といいます。
ハムストリングスと大腿四頭筋は筋力バランスを保つことが大切。
いずれにも偏らないよう両方を鍛えることで、腰痛・肉離れなどのケガを防止できます。

ふとももとハムストリングスは必ずセットでトレーニングするようにしたいですね。

 

8.股間節との深い関係

股関節の柔らかさにはハムストリングスの柔軟性がかかせません。
お互いに関連しあう親戚にようなものですから、ハムストリングスと股間節まわりは日ごろからストレッチをしておきたいところ。

特に年とともに硬くなりがちですから、意識的にケアしたいですね。

 

9.一度故障すると再発しやすい

ハムストリングは、瞬発的なエネルギーの創造と制御を担いますから、肉離れを起こしやすい部位です。
一度故障するとまた再発しやすく癖になってしまいますので、スポーツをする方はハードな負荷と疲労の取り扱いに注意しておきたい部位です。

 

10.スクワットで鍛えられる

ハムストリングはバーベルやダンベルで鍛えるのが難しい筋肉ですが、スクワットで効果的に鍛えられます。
膝を前に出さないで股関節を深くまげる「正しいスクワット」で、ハムストリングを強化しましょう。
家で手軽にできますし、さらにバーベルで負荷を際限なく上げられるメニューですから、懐の広い有能メニューです。
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脚光を浴びないファッションパーツ

ハムストリングは腹筋や大殿筋と比べれば、注目度が少なくなりがちパーツです。
しかし、お腹もお尻も基本的には服に隠れる部位であり、直接アピールはあまり出来ません。
ハムストリングなら、男性なら短パン、女性ならスカートなどで外に対して直接アピールが出来ます。

特に夏場は最適なシーズン、腹筋より実は最初にハムストリングを優先すべきではないでしょうか!