ダイエットをする際に気になるのが、どの部分から痩せていくのか。できれば顔から…お尻から…など人によって希望が分かれるところ。でも人間だれしも痩せる順番は同じようです。どこから太り、どこから痩せていくのか、痩せる順番をご確認あれ!

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どこから太るか?

女性の1番目:腰まわり・ウエスト

男女で太る体型に違いがあり、女性は腰回りに皮下脂肪がつく洋ナシ型。洋ナシのように下の方が膨らんだカタチに。

女性は最初に脂肪がつく場所が、お臍のやや下あたりの腰回りになります。
お臍の下あたりの丹田を中心に脂肪が溜まっていくのが女性の太り方の特徴です。

原因は女性ホルモンであるエストロゲンが皮下脂肪を積極的に溜め込むように働いているから。
出産や栄養不足に備えた女性特有の機能であり過度に皮下脂肪を落とすのは注意しましょ。

腰回りに最初の脂肪がつくということは、ウエストが一番はじめに太くなるということ。
ベルトがきつくなったなら皮下脂肪調整のタイミング、肥満を抑える第一関門でありウエストを死守すれば太りません。

男性の1番目:お腹まわり

男性の肥満体型は内臓脂肪が溜まるリンゴ型
内臓のヒダやまわりに脂肪が溜まって内臓全体が前に押し出されれば、ポッコリお腹の出来上がり。

男性の太り方はお臍を中心として脂肪が溜まる傾向があり、お臍に脂肪をふぅーと吹き込んだような形で膨れていきます。

お臍が脂肪の中心軸でベルトラインよりやや上側。そのため男性は最初に肥満に気づきにくい。
気づいたときにはベルトを覆いかぶさるようにお腹が成長してしまっている。

2番目:お尻

2番目からは男女ともに同じ。
男性ならお臍・女性なら丹田を中心に太っていきますから、近場にあるお尻は直ぐに肥満の影響を受けるため第2位にランクイン。

段々と横にも縦にもお尻が膨張していきます。
お尻が収容できる脂肪層は広いため、かなりの大きさにまで成長できるポテンシャルの持ち主です。

ちなみに下の画像はフォトショップ加工のフェイク・でもイメージとしてこんな感じ

3番目:ふともも

ふとももに皮下脂肪がつきはじめると「ポッチャリ」という表現に切り替わる頃。
太った際の皮下脂肪は相当な厚みで、MRI写真でみるとステーキの脂身を彷彿させる厚さまで育成できるのが分かります。
ふとももを太らせてしまったら、ポッチャリを卒業しデブに昇進です。

4番目:二の腕

二の腕の裏に脂肪が溜まり込みます。いわゆる振袖肉の部位です。
収容力も意外にあり、指先3本分ぐらいまでは余裕で皮下脂肪を蓄えることが可能

ここに脂肪がつく頃には胸の横から脇にかけても十分なお肉を熟成されますから、女性ならブラをする際にハミ肉が目立ち、男性なら胸が出はじめる感じに。

最後:顔

最終的に太るのが顔です。顔が太ったら既に全身に肥満の毒が回っていることを覚悟しなければなりません。

特徴的なのが目の下の横ラインまでが太ること、それ以上の上部はあまり太りません。
熟成する度に顎まわりに空気を入れたようにフェイスラインが消えていきます。

顔はちょっとの変化で印象が大きく変わる部位です。
そのちょっとの変化は肥満度的にはかなり大きい氷山の一角であることを心に留めておきましょう。

どこから痩せていくか?

痩せる順番は太っていく順番と同じです。逆ではありません。

腰まわり・ウエスト → お尻 → ふともも → 二の腕 → 顔

お臍から脂肪がドバーっと出ていく様子をイメージしてみてください。
お腹が凹みはじめ全身へ波及していく流れがイメージできないでしょうか。
白い脂肪がお腹からバーっと飛び出す、実に気持ち悪い絵ですが痩せ順を考える上で最適な方法。
腹が最初で顔は最後であることがわかります。

 

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変わらない部位

太っても痩せてもあまり影響を受けないのが以下の3つ

  • ふくらはぎ:肥満度ではなく、筋肉の鍛え度が影響する。太っている人でも体重の割にふくらはぎは細い。
  • 前腕:過度に脂肪がつくことがない。
  • 目から上のおでこ・頭頂部:顔は目の下ラインまでが脂肪がつくエリアで、おでこや頭頂部には肥満の影響が出ない。

ご自身の目でビフォーアフターを見て太る順番を検証するのが一番です。
どこから痩せはじめるのか、どんなカタチをたどっていくのか、じっと多くのビフォーアフターを見つめてみると個人差はあれど共通点がみえてきます。

一度お試しを!