日本の女性の筋肉に対するネガティブなイメージはだんだんと払拭されて、美しさや可愛さをつくる出す上で重要な役割を果たすことが段々と浸透してきています。では、日本人女性が筋トレをする上でつけるべき筋肉はどこか、どんな風につけるといいか。女性のボディデザイン術をご紹介。
部分痩せという言葉が流行るように「細く」させることが目的になりがちです。
でも本来細くするのは見栄えを上げるため。
見栄えを上げる要点には、
細くするのではなく、
つけるべきところを太くし削るべき削ること。
日本人女性が強化すべき場所は上半身です。
腕や肩など上半身に厚みがないために貧相なスタイルにみえるのです。
大人なのに発達途中の小学生のような体型に見えてしまいます。
海外の方が日本にきて驚くのが女性の肩周りの華奢さ。
服装は凄くいいのに、肩を中心とした上半身がなぜか薄く、
着こなしが子供みたいというコメントを多く見ます。
上半身に厚みがなく、さらに足が短いとどうなるでしょうか。
アクセントになるポイントがないために、どんなにファッションを頑張っても
印象は貧相になってしまいます。
標準体重レベルなら足を細くしたいと願う前に、
まず上半身を強化すること。
上半身にボリュームが出来ると、アクセントが上半身にできて逆洋ナシ型になります。
逆洋ナシ型は美の印象を高めるポジティブなカタチ。
反対に比重が下にある洋ナシ型はネガティブな印象に。
見栄え上の比重ポイントも上半身にいくことから脚も細くみせてくれます。
上半身のボリュームをアップを図りましょう。
上半身がボリュームアップする具体的な方法
上半身をボリュームアップさせるために集中すべき場所は4つに絞られます。
特に日本人女性が足りていない部分から順にしますと
① 肩
② 背中
③ 二の腕
④ 胸
それぞれの鍛えるべき筋肉を解説します。
① 肩 ★★★
肩の筋肉の厚みが増せば、なで肩の印象が解消されて逆三角形の背中が演出できるように。
ちょうど肩パッドを入れたジャケットのように上背の印象を綺麗に整えてくれるのです。
肩の筋肉は三角筋です。肩をボールのように丸く包み込んでいるおり、全方位から見える筋肉です。
そのため、前面の印象づくりにも、後姿の印象づくりにも、いずれにも影響します。
二の腕との段差が出来るのも三角筋の影響。この段差がくっきり出てくると肩から腕にかけての美しさがワンランク上になった証拠。
肩 → 三角筋
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② 背中 ★★
背中の美しさを握るのは広背筋です。背中を包み込むように広い範囲をカバーしている筋肉。
姿勢をピっと正してくれる効果があり、いい立ち姿を後ろから支えてくれます。
大きな筋肉で代謝を上げる効果があるため、ダイエット狙いなら外せない部位でもある。
背中 → 広背筋
③ 二の腕 ★★
二の腕を美しくするために狙う筋肉は2つ。表側にある上腕二頭筋と裏側の上腕三頭筋。
上腕二頭筋は力こぶをつくる筋肉ですが鍛える度合いは少しでOK
特に鍛えたいのが上腕三頭筋の方です。腕の裏側の振袖肉と呼ばれる部位であり、面積も大きく、後ろ姿のアクセントにもなります。
普段使わないので衰えがちですが逆に鍛えることで直ぐに効果があらわます。
二の腕 → 上腕三頭筋 + 上腕二頭筋
④ 胸 ★
胸の筋肉である大胸筋。鍛えることで胸の土台の筋肉が増して胸のボリュームアップにつながり、また筋肉が張って上の方の押し上げてくれるのでバストアップ効果があります。
大胸筋は前面の見栄えを整える役割を担います。
胸 → 大胸筋
美しいカラダづくりのポイントはやはり「つけるべきところを太くし削るべき削る」につきるでしょう。今までは削ることだけに注目がいっていましたが、これからは「つけるべきところ」をしっかり把握して「太く」するように。太くする方法が分かれば、自在にボディデザインが出来るようになるのですから自分に合ったボディをつくれます。