速習!食べて痩せる5つの黄金ルール

伊達さんの「食べて痩せる」という逆説的な提唱は、ほんとにそんな方法があるの?と疑問が沸きてしまう刺激的なコンセプト。その内容を読み解いてみると、正しい食事の摂り方をすることがより代謝を活性化させて痩せやすい体質にするという手堅い提案。ダイエットに役立つだけでなく、健康な食生活に参考にできるノウハウが満載。そんな伊達式ダイエットのポイントを素早く理解できる5つのポイントをご紹介します。

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1・カロリー神話を忘れるべし

まずは「カロリー神話」とブッタ切り!
ダイエットでもっとも重要なキーワードは「カロリー」じゃないの??

食べ物の「摂取カロリー」ばかり気にしますが、実はそれ以上に重要なのが、摂ったカロリーを体内で消化吸収し、燃焼させる「消費カロリー」です。

基礎代謝量ともいいますが、この消費カロリーが少なければ、どんな低カロリーのものを食べても無意味。脂肪となってたまるばかりです。

ダイエットの鉄則は、消費カロリーより摂取カロリーを低く抑えること。
摂取に目がいきがちですが、伊達さんは「消費カロリー」こそ注目せよと。

消費カロリーをアップさせるのに必要な栄養素を積極的に取り込むことが重要なのです。
そのためにには、エネルギーを燃やす栄養を補給すること=代謝をガンガン上げる食事が欠かせません。

なるほど、カロリー消費を向上させる栄養素があるのだ。
そういえば、代謝を上げる食べ物はたくさんある。
栄養学では組み合わせて食べることで効果を発揮できる食べ物をある。
カロリーを減らすだけの考えでは、この食べ物と特質に目がいかない。

正しい食事をすることで、まず、胃腸や肝臓などの内臓が正常に働くようになります。さらに、血行がよくなり体が温まります。そしてしっかりした筋肉や骨が手に入ります。

体の浄化機能をあげること。
本来カラダに備わっている基本的な力を引き出すこと。
こういう視点は東洋医学的かもしれない。

こうした条件が揃えば、体の代謝が高まり、自然と脂肪を燃焼しやすい体をつくることができるのです。

太りにくい体、太らない体質。。これこそ最終的に求めている状態。
ずっとダイエットで、ずっと我慢なんてとても出来ない。
心に負荷がかからない、自然な状態で健康体でスリムなボディを手に入れれば最高。
この栄養素に目を向ける考え方は見過ごしがち。

2・一日二回、肉か魚か卵を食べるべし

うーん、意識しないとパン類・麺類しか食べていない日々。

代謝を上げるのに真っ先に必要な栄養素とは何でしょう。
それは、一にも二にも「たんぱく質」です。たんぱく質は、美しい筋肉や骨をつくります。筋肉や骨など土台がしっかりすると、見た目にすっきりしているだけでなく、余計な脂肪がつきにくいというメリットがあります。

代謝をあげるもっとも重要な栄養素は「たんぱく質」なんですね!
たんぱく質は意識して食べないと、案外摂取が滞りがち。
肉か魚か卵を1日2回、うーんできるだろうか。

なかでも、私がすすめているのが「L-カルニチン」という成分を多く含む、牛、豚、羊といった赤身の肉。L-カルニチンは体脂肪を燃やす効果があり、やせたい人の強い味方です。

痩せたい時にまっさきに抜くべきイメージを持つのが「肉」
しかし、赤身の肉はいいのですね!これはうれしい朗報。
しかも体脂肪を燃やす効果があるとは。
食費が高くなるかもしれないが、肉を食べれてダイエットはありがたい。

肉の臭み消しにショウガやニンニクを使うことがよくありますが、これもまた、私が肉をおすすめする理由の一つ。ショウガやニンニクは消化を助け、体を温めて代謝をアップさせる効果があるからです。

刺激的な食べ物にOKが出たぁぁぁぁあ。
ショウガ焼きに許可が出るなんて感動です。
しかも代謝をアップさせる働きものじゃないか。

ブリ・マグロ・サバなど「DHA」や「EPA」といわれる良質な油を含む魚は棚井に蓄積された悪い脂を燃やしやすくする効果があるため、太らない体をつくるときの強力なサポーターになります。

ブリ・マグロ・サバ!
寿司に刺身に焼き物と攻め方は鉄板な3パターン!
飲みの席では「ダイエット中ですから―」とこの3パターン×3種類を頼みまくる。

週に1回くらいは、肉も魚も、タタキや刺身など「生」に近い状態で食べるといいでしょう。生の食べ物に含まれる「酵素」に、代謝をサポートする力があるからです。

カツオのタタキがまっさきに浮かんできます。

新鮮な玉ねぎのスライスをたっぷり添えて
翌日の予定は空けてニンニクをガッツリと。

食いしん坊?

いや酵素を取るために仕方なくやっているんです。
ダイエットのためなんです。

3・ごはんと汁ものを食べるべし

糖質制限の時流の中、この発言は凄い。
はたしてどうなる!?

積極的に食べてほしい炭水化物は、なんといってもごはん

なんと正面から「ごはん」を一押ししてくる伊達先生はカッコいい。
並みの人なら、この糖質制限バリバリなダイエット潮流に流されて、こんなこと言えない。
もうコレだけで天晴れ!

ダイエットの敵と思われがち

そうそう、伊達先生も気をきけて!

ごはんをすすめる理由は二つあります。
一つは、ごはんをそれだけで食べるということがないから。必ず、納豆や卵などのおかずがつきものです。
そうすると、自然に代謝に必要な栄養素が摂取できる

ごはんは名優なのだ。脇役にも主役にもなれる。
どんなポジションにたっても彼は輝きを放つ。
最近逆境の彼に、こんな温かい言葉をかけてくださるとは・・・

ごはん党としてはうれしい限り。

ごはんそのものも素材の形の見える「粒食」で、小麦の「粉食」と比べて代謝にエネルギーを多く使うというのもポイント

粒食と粉食という耳慣れない言葉。
素材が比較的加工がないそのままなのが「粒食」
加工されているのが「粉食」
こういう視点はなかった。

もう一つの理由は、ごはんは「温かい食べ物」だから

温かい?
なぜ重要なの?

体を冷やすと代謝が悪くなり、脂肪をためやすくなります。

体が冷えると脂肪がたまりやすくなる・・・
なるほど、そういう視点で考えていなかった。
カロリーだけの考えではいたらない限り。

冷え性の女性はとくに意識して「温かいごはん+温かいおかず+温かい汁物」の3点セットを食べるよう心がけてください。

温かい3点セットは昔は大切にしていたかもしれない。
ランチ選びでも、家での食事でも、改めて大切にしたい視点。

そういえば中国の人は冷たいごはんを食べないと聞く。だから痩せているのかな。

なるべく控えたいのが、小麦を使ったパンやパスタ。小麦は漢方の考えでは体を冷やすといわれています。

うへ!パン・パスタはNG!
これは悲しいお知らせだ。

原料の形がわからない加工品なので腸壁にこびりつきやすく、燃焼に必要な栄養素を取り込みにくくしてしまいます。

ええ・・腸にべっとりとついた小麦粉をイメージをしてしまった。
悔しいかな、パン・パスタは出番を減らすしかないようだ。

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4・良質な油を摂るべし

良質な油ってなんだろう?

炭水化物以上にダイエットの敵だと思われているのが油です。しかし油不足はかえって太りやすい体をつくります。というのも、油を落とすのは油しかないから。

油はカロリーがあるイメージがある。
それだけに避けていた。

理屈は化粧お年と同じです。体脂肪は皮脂の脂と同じように、洗い流すには油で浮かせて落とすしかないのです。

脂肪を洗い流すには油か!
たしかに油まみれの体をキレイに洗い流すには、油しかキレイにできない。

良質な脂肪酸はエネルギー代謝を上げてくれます。

良質な脂肪酸というのがあるの?

油は便秘を解消してくれます。
最近の女性の便秘は、繊維不足というより油不足が原因の場合が多いようです。

便秘は油不足から、なるほど。

肝臓にも悪影響を及ぼします。
残留物がたまり解毒のためにエネルギーを使います。体は軽い過労状態となり、体脂肪を燃やすためのエネルギーが不足します。

肝臓にも残留物がたまり・・・うわーこれは怖い。
デットクス機能がやられてしまってはカラダが浄化できない。

油ならなんでもとっていいというわけではありません。
マーガリンやサラダ油など加工された油には、体内で分解しにくいトランス脂肪酸が含まれているので、ダイエットには大敵です。

トランス脂肪酸は避けよう。

どんな油が有効なのでしょうか?
しそ油やエゴマ油、亜麻仁油など良質の植物性オイル。
これらのオイルはオメガ3系の非常に良質な脂肪酸を多く含んでいます。
体の老廃物を排出する効果がとりわけ高いのです。

しそ油やエゴマ油、亜麻仁油(あまにゆ)
うーん!まず使ったことがない。探しにいこう。

オメガ3系!出た!

油は加熱すると酸化するため、できるだけ生のまま摂るのが理想的。
イタリア料理の前菜のように、オイルと酢と塩とコショウだけで、サラダを食べる習慣をつけるだけでも、脂肪燃焼効果が期待できます。

ドレッシングはカロリーがいきがちで使うのに躊躇してしまう。
しかし、オイルと酢と塩とコショウならいいというのは朗報
酢と塩とコショウの組み合わせバリエーションを加えて飽きがこないよう工夫したい。

5・朝にフルーツを摂るべし

朝フルーツ?食後でなくて?

私はやせたいというすべての女性に「朝食に生のフルーツを食べてほしい」とすすめています。

ふむふむ。

理由は
①フルーツには体を浄化する「酵素」が豊富なこと
②体内の排泄と浄化が高まる朝に食べると、酵素のクレンジング効果がアップしやすいこと
③ビタミン・芽ねらるの補給になるうえ、老化を防ぐ「抗酸化力」を高められること
の三つにあります。

いいことずくめではないですか!

「旬の国産もの」を選ぶのがポイントです。

これなら買いやすい。

面白いもので、日本人の体に必要な栄養は、国産のフルーツのなかにきちんと含まれています。
旬のものは、そうでない時期に比べ、栄養素が豊富です。

旬が旬を呼ぶんだ!

バナナやパイナップル・カリフォルニア産の柑橘類などは、日本人には胃腸への刺激が強く、南国産なので、体を冷やしてしまいます。
冷え性が気になる人は、寒いところで採れた国産ものを食べるのがおすすめです。

温めるフルーツと寒やすフルーツもあるとは。
産地がわかるところが覚えやすい。

たくんの種類を一度に食べるのは避けてください。
フルーツがもつ酵素同士がケンカして酵素パワーが弱まり体内の排泄と浄化の効果が半減してしまいます。
朝はとくに一種類だけ食べること。

あ、いつもケンカさせていた。。
一種類がベストなのね。

朝食べるフルーツの適量は、どんな種類のものでも、だいたい片手におさまる程度がよい。

だいたい片手!
これなら、多すぎず少なすぎずいいかも。
量もわかりやすい。

最後にまとめ、きっちり覚えておきましょう。

伊達式ダイエット 黄金の5つのルール
1・カロリー神話を忘れるべし
2・一日二回、肉か魚か卵を食べるべし
3・ごはんと汁ものを食べるべし
4・良質な油を摂るべし
5・朝にフルーツを摂るべし

いかがでしたか。
ダイエットの対する新しい着眼点を与えてくれてのではないでしょうか。
あなたの琴線に触れたポイントだけでも取り入れてみてはいかが。

より詳しく知りたい方は出典元の本でもある、伊達友美さんの「やせたい人は食べなさい」をオススメします。