筋トレを3日坊主でやめる、途中でフェードアウトしまう現象を「筋トレの壁に阻まれた」と表現します。
この壁は誰にも待ち受ける人類共通の壁であり、
壁に対してどう立ち向かうか、
人類は数々の叡智を養ってきました。
その叡智を極めたのが「筋トレ曲線」であります。
筋トレの壁の先へ進むには、壁自体のことをまず知ること。
壁の謎は筋トレ曲線を読み解くことで、自ずと答えが見えてきます。
筋トレ曲線を理解すれば筋トレを制することができるのです。
筋トレは3ヶ月で効果が出ます。
この3ヶ月をいかに超えていくべきか。
乗り越えるポイントは
筋トレをはじめてからの3ヶ月の間に
どんな出来事・試練が起こるのか、
というパターンを知ること。
未来が分かれば今の努力に自信と確信を持つことができます。
ココロとカラダの状態遷移を表す「筋トレ曲線」で、筋トレ3ヶ月のプロセスを分析してみましょう。成功者たちが無意識になりがちな「はじめの一歩」にスポットライトを当てることで進むべき道が見えてきます。
筋トレ曲線は、
横軸に時間の経過を
縦軸に達成レベルと心理負荷レベル、カラダの実際の成長度合いの3つを表します。
赤い線が、心理負荷レベルを表す線で、
筋トレをする際に発生するココロのつらさ、
やってらねぇーよ・バカヤローのような苛立ち
つまりは「ココロの悲鳴」を示しています。
上にいけばいくほどストレスレベルが大きくなり、
筋トレなんて嫌いだ!を表しています。
青い線が、筋トレで鍛えられた実際のカラダの成長レベルを表します。
筋肉がどれぐらいついているか、
どれぐらい体脂肪を減らせたか、
等など実際のカラダの変化を示します。
そして、もうひとつ見ていただきたいのが「ココロとカラダのGAP曲線」です。
これは、筋トレの総合的な「きつさ」を示した表で、
上にいけばいくほど「うおおおおーもう辞めたい」という意思が固くなります。
反対に下にいけばいくほど
「楽だよ筋トレなんて、筋トレなんて簡単だよ」
といった上目線な態度になっていきます。
さてお伝えしたいのは3ヶ月の間でどんな出来事が起こり、どう対応するといいのか、壁を突破するポイントです。1ヶ月ごとに見ていきましょう。
一ヶ月目は、もっともココロの負荷がかかる時であり、総合的なストレス度合いは最高潮に達します。
お伝えしたいのは、例え弱い負荷であっても人生最大級の大変さを背負っている時期であること。
なんだ、こんな軽い重量できないのかよ、、、
と自分もまわりの人も卑下しがちですが、それは間違いです。
そんな卑下は絶対にしてはいけません。
上級者と言われる筋トレ成功者が100キロのベンチプレスを持ち上げようが
貴方のスクワット15回の方がきついのです。
高い負荷が筋肥大を起こすから、もっと負荷をあげないと!
彼らはそういいますが、よっぽどYOUの方が高い負荷を扱っているんです。
ココロの負荷は彼ら以上の重量を持ち上げていると言って過言ではありません!
1ヶ月目の筋トレ者は、ココロの追い込み度合いで言えば、筋トレ人生で最も高い瞬間と勝負しています。この時の「きつさ」は以降の筋トレ人生で味わうことが出来ないレベルです。
初めてなのに、最初に一番きつい体験をしているのです。なんという矛盾でしょうか。
この時の「ココロの筋力」をリアルな腹筋で表すなら
「腹筋が見事に割れていて、はっきりとしたシックスパックにであり、さらにバキバキ感が凄い」
肉体的には劣っているかもしれませんが、心理的には凄い負荷をこなしているのです。
その凄まじい現実に気づきましょう。1ヶ月目は超大変なことをやり遂げようとしている期間なのです。
絶対に卑下しないでください。つらいなーと思って、自分ダメだなとか、思わないで下さい。
真面目な人ほど1ヶ月目でストレスを抱えがち。
筋トレ人生最大級の最後の戦いを演じている自分を褒めてあげましょう。
2ヶ月目はゴールの明かりが見え始めるときです。
ココロの負荷が若干下がりはじめ、肉体が実力を付けはじめます。
そして60日を越えた頃に、嬉しいニュースが飛び込んできます。
目に見えてカラダの成長がわかる時が訪れて、今までの努力をジュワっと実感できる瞬間がやってきます。
この転換ポイントをココロの負荷が下がりカラダの実力が上回る「ゴールデンクロス」と勝手に名付けました。
一般的ではないのでご注意ください。
ゴールデンクロス以降、大逆転がはじまります
3ヶ月目になると、カラダの発達がココロの負荷を上回ります。
確実に成果が分かるボディを手に入れているでしょう。
3ヶ月目の注意点は、決して自分から周りにアピールしないことです。
成果をまわりに言わせましょう。
もし、あなたの希望するフレーズが聞けたなら・・・
筋トレの壁をあなたは越えたという事。
そう、振り返ればあっと言う間に・・・
まとめ
お伝えしたかったのは、筋トレは特にはじめが大変であること。
この大変さを、実施する本人も、周りの支援者も、トレーナーでさえ、気づいていない現状にパンチを打ち込みたく書き殴りました。
最初が大変。
いや、いや、いや、そんなレベルではありません。
最初は超超超超超超超超超超超超大変。
1ヶ月目の苦しみは、上級者のベンチプレス100Kg以上のココロの重量であり
2ヵ月にジムに通い続ける足どりは、エベレストを登る気力に匹敵し
3ヶ月の喜びは、最愛の人に出会った時と同じレベル。
筋トレを開始してからの3ヶ月は壮絶です。
頑張れとは簡単に言えません。
壁に挑戦しているYOUにただ、ただエールを贈りたい。
もし、ココロが途切れそうになったら、
3ヶ月の勝負を乗り越えた先人たちのビフォーアフターを見れば救いになるでしょう。
ビフォーアフター総特集!
そして筋トレの知識を入れればそのまま筋肥大につながります。
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